注文住宅、分譲戸建(建売)住宅、中古住宅、新築マンション、中古マンション
いざマイホームを買おうと思うと、どれが自分に合っているのか分からない…
みんながマイホーム購入者が一度は必ず悩む問題ですよね!
マイホームはなかなか買い替えることができない買い物です。
あとで絶対に後悔したくない選択をするために、今回がそれぞれの特徴を比較してみました!
マイホームの参考にぜひお使いください!!
※注記
以下の表は「令和5年度住宅市場動向調査報告書」(国土交通省)を基に作成したものです。2.1.1 (3)と2.1.1(4)の回答割合を用い、以下の方法で加工しています。
価格: 「価格が適切だったから」を選択した割合を基にしています。
広さ: 「住宅の広さが十分だから」を基にしています。
交通の利便性: 「駅やバス停が近いから」を基にしています。
デザイン性: 「デザインが好みだったから」を基にしています。
設備: 「台所の設備」「浴室の設備」「高気密・高断熱住宅」の各項目の割合を合計し、3で割った値を使用しています。
安全性: 「火災・地震・水害などへの安全性が高いから」と「防犯性能が高かったから」の各項目の割合を合計し、2で割った値を使用しています。
各項目について、回答割合の最も高い値を基準(5)とし、比率に基づいてスケール化しています。
注文住宅
〇特徴注文住宅は、自由設計が可能で、理想の住まいを一から形にできる住宅タイプです。
間取り、デザイン、建材、設備など、全てを自分の好みに合わせて選べるため、住まいに特別なこだわりを持つ方には最適です。例えば、リビングを広く取り、吹き抜けやアイランドキッチンを設置する、あるいは書斎や趣味のスペースを確保するなど、家族のライフスタイルに合わせた家づくりが可能です。
加えて、高断熱・高気密性能や最新の省エネ設備を導入することで、環境に配慮した快適な生活を送ることができます。
また、安全性の面でも非常に高い評価を得ています。耐震性の高い構造や、防火性能に優れた建材を選ぶことができるため、災害リスクへの備えがしっかりと行えます。
注文住宅は「一生住みたい家」を実現するための選択肢と言えるでしょう。
●注意点注文住宅を検討する際には、いくつかの注意点があります。
まず、自由度が高い分、設計や施工に時間がかかるため、入居までに余裕を持つ必要があります。また、建設コストが高くなりやすく、土地代や設計費用、追加工事費用などが予想以上にかさむこともあります。たとえば、設備や建材にこだわりすぎると、当初の予算を超えてしまうケースも少なくありません。
さらに、郊外に建てられることが多いため、通勤や通学の利便性を事前に確認しておくことが重要です。
〈こんな方にオススメ!〉自分たちの理想を叶えた家に住みたい方、特に長く住むことを前提としてこだわり抜いた家を作りたい方におすすめです。また、家族構成の変化やライフステージに応じた柔軟な対応が可能な家づくりを考えている方にもぴったりの選択肢です。
分譲戸建(建売)住宅
〇特徴
分譲戸建住宅は、適度な広さと整ったデザインを備えた、コストパフォーマンスの良い住宅タイプです。
あらかじめ計画的に開発された分譲地内に建設されることが多く、周辺環境が整備されているため、住みやすい街並みが形成されます。たとえば、整った歩道や公園が近くにある分譲地では、子どもを安心して遊ばせることができます。
価格面でも、注文住宅より手頃で、同じエリア内で一戸建ての広さを確保できる点が魅力です。さらに、モデルハウスを見学して購入を決められるため、完成後の住まいのイメージが掴みやすいのも大きなメリットです。
●注意点
分譲戸建住宅を選ぶ際には、以下の点に注意が必要です。
まず、同じ仕様で建てられている場合が多いため、個性を重視する方には物足りなく感じることがあります。例えば、隣家と同じ外観になることを避けたい方には不向きかもしれません。また、防犯設備や災害対策が標準仕様に含まれていない場合もあり、購入後に追加費用が発生するケースがあります。
さらに、分譲地の場所によっては公共交通機関へのアクセスが良くないこともあります。特に郊外の分譲地では車が必須になる場合もあるため、事前に周辺の交通環境を確認しておくことが大切です。
〈こんな方にオススメ!〉
初めてのマイホームを検討している方や、広さや住環境を重視しつつ予算を抑えたいファミリー層におすすめです。また、完成済みの住宅をすぐに購入できるため、引っ越しを急いでいる方にも適した選択肢と言えます。
中古戸建住宅
〇特徴
中古住宅は、新築住宅と比べて手頃な価格で広い住空間を確保できることが大きな魅力です。
特に、立地条件の良い物件を選べば、新築では手の届かないエリアに住むことが可能です。たとえば、都市部に近い中古住宅では、通勤や通学、ショッピングの利便性を確保しつつ、予算を抑えることができます。
また、既に完成している物件を内見できるため、間取りや周辺環境を確認しながら購入を検討できる点も安心材料です。
また、中古住宅はリフォームやリノベーションを行うことで、自分好みの住まいに仕上げる自由度があります。たとえば、壁紙の変更やキッチン設備の交換を通じて、現代的で快適な空間にアップデートすることができます。
●注意点
一方で、中古住宅には設備や建物自体が古い場合があるため、事前に確認すべき点がいくつかあります。
まず、給排水設備や屋根、外壁などに経年劣化が見られることが多いため、修繕や更新が必要になる場合があります。例えば、築年数の長い物件では断熱性能が不十分な場合があり、冬場の寒さや夏場の暑さを感じやすいケースがあります。
また、耐震性能が現在の基準を満たしていない場合もあるため、購入前に専門家による検査を依頼することをおすすめします。
さらに、リフォームやリノベーションを前提としている場合、費用や工期が追加で発生する点にも注意が必要です。購入費用が安くても、トータルコストが高くなることがあるため、予算をしっかりと計画しておくことが重要です。
〈こんな方にオススメ!〉
手頃な価格で広い家に住みたい方、また自分で手を加えることを楽しみたい方に適しています。特に、リノベーションを通じて自分好みの住まいを作り上げたい方には、自由度の高い選択肢と言えるでしょう。
新築分譲マンション
〇特徴
分譲マンションは、交通の利便性と共用施設の充実が魅力の住宅タイプです。
特に駅近の物件が多く、通勤や通学が便利なため、都市生活を重視する方に人気があります。たとえば、駅直結型のマンションでは、雨の日でも傘をささずに駅まで行ける利便性が評価されています。
また、共用施設としてフィットネスルームやゲストルーム、キッズルームなどが設置されているマンションも多く、居住者同士で共有できるメリットがあります。
さらに、セキュリティ設備が充実しており、オートロックや防犯カメラ、24時間対応の管理人サービスなどが標準で備わっていることが一般的です。
●注意点
分譲マンションは、その立地や共用設備の充実度によって価格が高くなる傾向があります。特に、都心部や駅近物件では、新築価格が予算を超える場合があるため、購入計画を立てる際に注意が必要です。
また、専有部分の広さが限られるため、一戸建てのようなゆとりを求める方には不向きかもしれません。
さらに、管理費や修繕積立金など、毎月発生する費用が追加でかかる点も考慮する必要があります。たとえば、共用部分の維持管理費が高額なマンションでは、住み続けるコストが予想以上にかかることがあります。
〈こんな方にオススメ!〉
通勤や通学の利便性を重視する方、共用設備やセキュリティを評価する方におすすめです。また、手入れが行き届いたマンションライフを楽しみたい方にも最適な選択肢です。
中古分譲マンション
〇特徴中古分譲マンションは、新築に比べて手頃な価格で購入できる点が最大の魅力です。
特に駅近や都市部の便利な立地の物件が多く、交通の利便性を確保しながら、購入費用を抑えられる点が評価されています。たとえば、新築では予算オーバーとなるエリアでも、中古物件であれば現実的な価格で購入できる場合があります。
また、内装のリフォームを行うことで、新築同様の快適な住空間を手に入れることも可能です。自分のライフスタイルに合わせてリフォームのプランを立てる楽しみもあります。
●注意点
設備の老朽化や共用部分の維持管理状況に注意が必要です。特に築年数の古いマンションでは、エレベーターや給排水設備などのメンテナンス状況を確認することが重要です。
また、修繕積立金が不足している場合、大規模修繕時に追加費用が発生する可能性もあります。
さらに、防災設備や耐震性能が新築に比べて劣る場合もあるため、購入前に詳細な調査を行うことをおすすめします。例えば、古い基準で建設されたマンションでは、耐震補強工事が必要になることもあります。
〈こんな方にオススメ!〉
都市部での利便性とコストパフォーマンスを重視する方に適しています。また、リフォームを通じて自分好みの空間を作り上げたい方にもおすすめです。
住宅種類の選び方
今回参考にした「令和5年度住宅市場動向調査報告書」(国土交通省)によると、注文住宅、分譲戸建住宅、中古住宅、新築マンション、中古マンションを購入した世帯の多くは、もともとその住宅種類を希望していました。大半の人が最初に「これがいい」と思った住宅の種類を実際に選んでいたので、シンプルですが自分が1番魅力的に感じたものを選ぶのがいいと思います。
それでも、「どの住宅の種類も捨てがたい…!」と迷われている方は、一度「価格」「広さ」「交通の利便性」「デザイン性」「設備」「安全性」の中で自分が大切にしたいものをランキング形式にしてみて、今回のレーダーグラフと照らし合わせてみてください。自分の本当に望むマイホームを選ぶ手掛かりになるかもしれません。
土地探し・お家探しでご不明な点は第一開発株式会社にお問い合わせ下さい
第一開発株式会社は、静岡県裾野市で創業以来50年以上の不動産業の実績をもつ会社です。
皆様に安心の不動産情報をご提供させていただくことを第一にしており、不動産の売買をはじめ、取り扱う全ての不動産に誠意をもって誠実にご対応しております。
どんなことでもお気軽にお問い合わせください!